クルマ×住居、サブスクサービス拡大へ IDOMの「NOREL」と「ADDress」が実証開始
2020/2/11(火)
株式会社IDOMが展開するクルマのサブスクリプションサービス「NOREL(ノレル)」と、アドレス株式会社が展開する月額制多拠点居住サービス「ADDress(アドレス)」は、2月12日からクルマによる拠点移動の共同実証実験を開始すると発表した。
今回の実証実験では、NORELがシェアリング可能な車両を、ADDressの複数拠点の住居へと提供する。期間中は、ADDressの住民は無料でクルマを利用することができ、ADDressの一部拠点同士での「乗り捨て」も可能となる。実証期間は2月12日から3月31日まで。ADDressは今年1月から、ANAと共同でADDress会員向けに航空券のサブスクリプションサービスの実証も開始しており、移動サービスとの連携が進んでいる。
両社の共同リリースによると「今後は、全国のあらゆる拠点間の移動を車を用いて可能にし、より全国的なサービスの展開や様々なコミュニティの発展を図り、地方の2次交通の課題解決を目指します」としており、今回の実証実験を皮切りにサービス範囲の拡大を図る考えだ。