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出光昭和シェル、MaaSなど視野にサービス拠点をリニューアル

2020/6/23(火)

apollostationが目指す未来像

apollostationが目指す未来像

出光興産株式会社(トレードネーム:出光昭和シェル)は6月19日、昨年4月からの出光興産と昭和シェルの経営統合プロセスに目途が立ったとし、コーポレートブランドとサービスステーション(SS)ブランドの刷新を発表した。SSの新名称は「apollostation」で、2021年4月に統一する予定。
※統合後、登記上は「出光興産」、事業上の通称は「出光昭和シェル」を用いている。
新SS・apollostation は、ガソリン、軽油など燃料供給や車関連サービスの提供にとどまらず、地域の人々の移動と暮らしを支えるサービス拠点になることを見据えている。同社がプレスリリースで掲げる apollostation の未来像(上記画像)では、EVや水素のステーション整備や、MaaS向け超小型EVのステーション、さらにはEC商品の受け渡しサービスや、デイサービス送迎など、さまざまなサービスを挙げている。
新ブランドのロゴ

新ブランドのロゴ


2018年3月、同社はトヨタ・日産・ホンダらとともに燃料電池自動車向け水素ステーションの本格整備を目的とする「日本水素ステーションネットワーク合同会社(JHyM; ジェイハイム)」を設立。燃料電池車(FCV)と水素ステーションの普及に取り組んでいる。

また、昨年から今年にかけて超小型EVを活用したカーシェアリングの実証実験を岐阜県飛騨市・高山市と千葉県館山市で実施。今年5月に開始した千葉県館山市の実証では、ステーションに設置した太陽電池をEVの動力源に活用するなど、再生可能エネルギーの活用も検証している。

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