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いすゞ製自動運転大型路線バスの実証実験 いすゞらが福岡空港で開始

2022/3/9(水)

使用する車両

いすゞ自動車株式会社(以下、いすゞ)、西日本鉄道株式会社(以下、西鉄)、三菱商事株式会社(以下、三菱商事)は、いすゞ製大型バスでの自動運転の共同実証実験を実施することに合意した。3月7日付のプレスリリースで明かした。

いすゞはこれまで、路線バス開発ノウハウ(バスに普遍的に求められる乗り心地や安全性)や車両制御技術を培ってきた。さらに、これらの技術を外部スタートアップ企業の自動運転ソフトウエアへ組み込んだ。これにより、両社の知見・得意分野を融合し最大化を実現し、自動運転大型路線バスを開発した。

自動運転は、公共交通におけるドライバー不足の解決策の一つとして期待されている。同実証実験では、限定された走行区域を走行するレベル2(部分運転自動化)自動運転の実証実験から開始する。そして、段階的に自動運転技術を高め、将来的にはレベル4(高度運転自動化)の自動運転走行の実現を目指す。

また、同実証実験は、福岡国際空港株式会社の協力のもとで3月8日より開始する。福岡空港国内線・国際線旅客ターミナルビル間の移動円滑化に向け、両ターミナル間の連絡バス走行経路内の閉鎖空間において実施する予定だ。

なお、いすゞは、同実証実験を通じて、運用・サービスに関する課題点を洗い出す。そして、自動運転バス技術を高めながら、将来的な社会実装の実現に向けた検討を進める。さらに、少子高齢化による労働力不足をはじめとしたさまざまな社会課題の解決に努めると述べている。



(出典:いすゞ Webサイトより)

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