ニュース

岩手県北バス、バスロケ導入 乗換検索・地図情報との連携も

2021/2/9(火)

main

バスロケ利用画面イメージ(スマートフォン)

岩手県北自動車株式会社、株式会社みちのりホールディングス、株式会社両備システムズは、岩手県北バスが運行する路線バス・高速バス(臨時バス等は除く)において、新たなバスロケーションシステム(以下、バスロケ)を導入する。
バスロケは、運行中のバスの現在地や停留所への到着予測時刻、遅延情報などの運行状況をリアルタイムで把握でき、バス利用者の利便性が飛躍的に向上するシステムだ。利用には、バスロケ専用サイトから確認できる。

今回、バスロケを導入することにより、自社サービスのみならず主要な乗換検索サービスや地図情報サービスなどにおいてもバスの現在地や到着予測時刻が検索・表示できるようになる。また、検索履歴からよく使う停留所をワンクリックで選択することができ、一度に検索結果画面を表示することも可能だ。

そのほかシステムの特徴は、以下の通り。
(1) 国土交通省が規定した「標準的なバス情報フォーマット(GTFS-JP/RT)」に準拠
(2) 主要な乗換検索サービス、地図情報サービスとの連携が容易に可能(予定)
(3) 各種システム連携により、データ入力の手間を極力無くし、業務運用の効率化・省力化を実現
(4) バス車載器にGPSロガーを採用したシンプルな機器構成により、初期導入費用・ランニング費用ともに大幅なコスト削減を実現(従来比50%削減(みちのりHD調べ))
(5) GPSの位置情報のみで停留所の通過判定を行うため、通信断やGPS測位ができなかった場合でも様々な補正ロジックにより予測精度や正確性を向上

サービスの対象路線は、岩手県北バスが岩手県内で運行する路線バス・高速バス。路線バス(106急行含む)は2月5日に開始予定で、高速バスでも近日中の開始を予定している。また、南部バスによる青森県でのサービスは3月に導入予定だ。

みちのりグループでは、関東自動車、会津バス、福島交通にてバスロケを導入済みであり、今回の岩手県北バスおよび3月の茨城交通の導入で、グループ全社への配備が完成する。

get_the_ID : 74278
has_post_thumbnail(get_the_ID()) : 1

ログイン

ページ上部へ戻る