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JALとJR東日本、ハワイ旅行者を対象としたMaaS実証開始

2023/3/29(水)

アプリ連携イメージ

日本航空株式会社(以下、JAL)と東日本旅客鉄道株式会社(以下、JR東日本)は、日本からハワイへ旅行に行くユーザーを対象としてMaaSの実証実験を開始した。3月27日付のプレスリリースで明かしている。

JALとJR東日本は、ハワイ州観光局公認アプリ「HAWAIICO」で、ハワイ現地での旅行を計画できる「旅行プランニングサービス」機能をリリースした。同機能を活用することで、目的に合ったモデルコースやおすすめスポットを基に、自由に旅行プランを作成することができる。必要に応じ、現地交通手段の情報の確認や予約も可能だ。今回の実証では同サービスを活用して実施する。実施期間は、2023年3月27日~2024年3月31日の予定だ。

また、同アプリは、JALが2018年にローンチした、日本でも現地でもハワイを満喫できるスマートフォンアプリだ。ハワイの最新情報や現地で使える「チップ計算機能」などの便利ツールなどを搭載している。

両社は、これまでは「自宅から空港」「日本からハワイ」「空港からホテル」といった、シーンごとに分断されていた旅行の各過程を、一つのシームレスな旅行体験となることを目指す。さらに、日本国内の新幹線などの予約が可能な「えきねっと」や、経路検索ができる「JR東日本アプリ」とも連携し、ハワイ現地だけでなく、日本国内での移動についてもサポートする。なお、両社は、同実証をはじめとし、国内外におけるユーザーの移動にまつわるニーズに寄り添った取り組みを共同で検討していくと述べている。

現地で手配できる
交通サービスの例

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