JALは、これまで地域における交通課題を解決することを目的として、徳島県などの地域で空港から目的地までの移動手段の確保をシームレスにつなげる仕組みを整えてきた。また、国内空港を中心とした地上交通での移動について、航空機の移動を含めた経路検索、ならびに交通事業者と連携した予約・手配を行える「JAL MaaS」の提供を2月17日から開始している。

　
今回のサービス拡充の目的は、羽田空港からのアクセスをより便利にすることだ。「京急羽得きっぷ&Tokyo Subway Ticket」と「東京モノレール片道乗車券」という2種類の乗車券を販売する。

「京急羽得きっぷ&Tokyo Subway Ticket」は、羽田空港から泉岳寺駅間の京急線往復乗車券と、都営地下鉄と東京メトロ全線が有効時間内に乗り放題のきっぷがセットになったものだ。Tokyo Subway Ticketの有効時間によって、3種類が用意されている。

一方、「東京モノレール片道乗車券」は、モノレール浜松町駅－羽田空港第1・2・3ターミナル駅間で有効だ。当日限り有効で、20マイルが清算される。

なお、JALは、今後同サービスにおいて、利用者と各事業者をつなぐ。そして、航空便の利用の有無に関わらず、「JAL MaaS」を利用するすべての利用者に出発地から目的地までシームレスに旅行できる仕組みを提供していくと述べている。


(出典：JAL Webサイトより)