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JAL・JR 東日本、MaaSで連携 観光再開時にハワイ旅行を総合支援

2021/4/1(木)

JALは3月29日、MaaSの推進・社会実装に向け、JR東日本と連携して取り組むことに合意した。29日のプレスリリースで発表している。

JALは、「世界中のヒト・モノ・コトの距離を縮め、豊かな社会を実現する」ことを目指し、シームレスな移動・輸送を実現する、総合エアモビリティサービスの実現に向けた取り組みを進めている。

一方JR東日本は、グループ経営ビジョン「変革2027」において、移動のための検索・手配・決済をお客さまにオールインワンで提供する「モビリティ・リンケージ・プラットフォーム」を構築し、「シームレスな移動」「総移動時間の短縮」「ストレスフリーな移動」を実現することを目指しているという。

今回の提携の目的は、これまで「旅行準備」「国内・航空移動」「現地滞在」といったシーンごとに独立していたユーザーの体験をよりシームレスな体験に変容し、実証実験を通じて新たなサービスの創出に取り組むことだ。連携による最初の取り組みとして、日本からハワイに旅行するユーザーに向けたMaaS実証実験を、ハワイの本格的な観光再開に合わせて行う。

実証実験では、旅行の計画段階(旅マエ)・旅行中(旅ナカ)・旅アトの計画づくりや楽しい過ごし方をサポートする。旅マエでは、新たな旅の楽しみ方の発見に繋がる情報・機能を提供し、旅ナカでは、ハワイをよりお得に楽しむための情報・機能や、簡単・便利に目的地まで移動できる移動手段の提供を実施する予定だ。


なお両社は、自宅から国内外の目的地までをシームレスに移動できる社会の実現に向け、まずはハワイを舞台に実証実験を実施し、その後もさまざまな場所や観点での連携を検討すると述べている。

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