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かんぽの宿で車中泊 3密避ける新たな旅行スタイルを全国展開

2020/6/18(木)

日本郵政株式会社(以下、日本郵政)が運営する温泉ホテル「かんぽの宿」で、車中泊可能な施設「くるまパーク」が6月19日から開業する。全国で車中泊向けの施設を設置する一般社団法人日本カーツーリズム推進協会(以下、JCTA)が発表した。両社は提携し、全国33カ所にある「かんぽの宿」のうち、寄居・石和・恵那・鳥羽・観音寺・淡路島・光・日田・阿蘇の9カ所で「くるまパーク」を開業する。
「くるまパーク」は、全国の温泉を楽しみながら旅館・ホテルの駐車場で車中泊できる「湯YOUパーク(ゆうゆうパーク)」のパートナー施設として、宿の駐車場を活用した車中泊サービス。キャンピングカーユーザーなどからなる会員制クラブ「くるま旅クラブ」の会員が利用できる。

利用時間は午前10時から翌日の午前10時まで(24時間)。基本料金は1回2,000円(車両1台あたり)。かんぽの宿の施設内にある浴場施設、レストラン、売店、トイレなども利用できる(温泉やAC電源など追加料金が発生する場合あり)。

サービスの予約はインターネット上で予約決済が可能な車中泊プラットフォーム「Carstay(カーステイ)」から可能。すでに6月11日から先行予約を開始している。

JCTAは、これまで継続してきた車中泊スポットの整備を、3密を回避する新たな旅の方法として全国に広げるためにかんぽの宿との提携を行ったとしている。今回の提携を機に、ホテルや旅館の施設内だけではなく、敷地内にある野外の遊休地を活用することで新しい車中泊の楽しみ方を広げたい考えだ。

また、新型コロナウィルス感染症の影響も踏まえ、まずは県内の旅行者向けに車中泊を推進する方針だとしている。

■参考:「くるまパーク」の対象となるかんぽの宿一覧 ・かんぽの宿 寄居(埼玉県)
・かんぽの宿 石和(山梨県)
・かんぽの宿 恵那(岐阜県)
・かんぽの宿 鳥羽(三重県)
・かんぽの宿 観音寺(香川県)
・かんぽの宿 淡路島(兵庫県)
・かんぽの宿 光(山口県)
・かんぽの宿 阿蘇(熊本県)
・かんぽの宿 日田(大分県)

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