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京急沿線の遊休地にキャンピングカー設置 テレワークなどに活用促進

2021/2/18(木)

京浜急行電鉄株式会社(以下、京急電鉄)と、Carstay株式会社(以下、カーステイ)は、横浜市南部(上大岡・能見台エリア)に京急電鉄が所有する遊休地で、カーステイの“動くオフィス”として利活用可能なキャンピングカー「モバイル・オフィス」をビジネスパーソンのワークスペースや学生の勉強スペースとして設置する実証実験を始める。
「モバイル・オフィス」は、国内最大級のキャンピングカー予約サービス「バンシェア」を介して、車中泊仕様の車をテレワーク推進企業や個人向けに「動くオフィス」「動く会議室」「動く書斎」としての活用を促進するプロジェクト。平日はこれらの用途に利用しつつ、週末や祝日には車中泊旅などの娯楽用途にも利用することができる。

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「モバイル・オフィス」の展開イメージ



京急電鉄とカーステイは、京急沿線の地域経済の活性化を目指して、昨年10月から三浦半島において、車中泊/バンライフのプロジェクトを展開中で、今回の取り組みは協業の第2弾となる。

現在、京急電鉄では沿線である横浜市南部エリアのまちづくりに向け、住民参加のワークショップを実施している。今回の実証実験は、ワークショップで得られたアイデアから実現したという。

実証実験では、京急電鉄が保有する敷地に「モバイル・オフィス」を試験的に設置し、沿線住民のテレワークニーズの発掘につなげていく。同時に、京急グループが展開する京急プライムクラブの会員向けに、カーステイが提供するサービス「バンシェア」「カーステイ」の特別割り引きも行う。
※京急グループを通じて不動産の購入・売却、注文住宅・リフォーム等の契約を行った顧客が、各種割り引きやサービスの特典を受けられる会員組織。

これら2つのサービスを予約する際に、プライムクラブ会員限定のクーポンコードを入力すると、車中泊スポット/アクティビティ/キャンプ場利用/キャンピングカー利用がそれぞれ5%割引になる。

今回「モバイル・オフィス」として使用する車は「バンシェア」上に登録されているキャンピングカー製造・販売のRVトラスト製「C-LH」。ベース車両はトヨタ・ハイエースで、車内サイズは長さ4.0・幅1.8・高さ2.2メートル。デスク、大容量バッテリー、家庭用エアコン、照明、冷蔵庫などに加え、Wi-Fiも完備している

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「モバイル・オフィス」の利用イメージ



利用は無料で、上大岡エリアは2月22日~2月26日、能見台エリアは3月1日~3月5日にそれぞれ実施する。1組(推奨1~2人、最大4人利用) 1時間の予約ができ、Carstayの「モバイル・オフィス」専用サイトから申し込みが可能だ。

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