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ジェイアール東日本企画、Suicaユーザーの駅改札入出場レポート販売へ

2022/3/24(木)

Suica統計情報
「駅カルテ」の例

株式会社ジェイアール東日本企画(以下、jeki)は、東日本旅客鉄道株式会社(以下、JR東日本)が開発・提供するSuica統計情報「駅カルテ」を販売する。3月17日付のプレスリリースで明かした。
「駅カルテ」とは、Suicaユーザーが、駅の改札を入出場する際に記録されるデータ(入出場駅、入出場時間帯等)を用いて、JR東日本が開発・提供する定型レポートだ。首都圏を中心とした約600駅の各駅における利用状況を、ユーザー個人が識別されないよう統計処理したうえで作成した図や表を、駅別に月次のレポートとしている。

「駅カルテ」は、駅ごとの利用者データが可視化されるため、大規模イベントの効果検証や、駅近くに立地する店舗のマーケティングといったまちづくりなどに活用することができる。2017年度以降の利用者データをPDF形式で取り扱う。販売予定は2022年5月からだ。

jekiは、「駅カルテ」以外にも、エキナカ・駅ビルや駅前商業施設を中心とした駅というシーンの消費についての調査データや、交通広告やソーシャルビジネス部門などの分野で事業を行っている。これらの事業で培った知見とノウハウを生かし、地域や事業の課題解決を手伝うと述べている。

駅カルテの概要と価格


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