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ジョルダン、非接触認証・キャッシュレス対応などクラウドサービス機能拡張

2021/5/10(月)

MaaSビジネスを展開しているジョルダン株式会社(以下、ジョルダン)は4月27日、顔認証とポイントを活用し、乗り物への乗車や施設への入退を実現する新たな、まちづくりクラウドサービス「JorudanStyle3.1」の提供を発表した。サービス提供は4月1日から開始している。
ジョルダンでは、2015年より、まちづくりクラウドサービス「JorudanStyle」の提供を開始しており、既に、40を超える自治体や公共交通事業者が導入している。2015年のサービス開始当初の機能は、地域情報の収集や配信機能に限定されていたが、その後の機能拡張により、インバウンド需要を取り込むための多言語対応や、エッジコンピューティング、AI解析によるコロナ対応などを追加した。今回はさらに、非接触による認証強化、およびキャッシュレス対応を可能にした「JorudanStyle3.1」として新たにサービスを提供する。

「JorudanStyle3.1」は、バスや鉄道などの公共交通への乗車、各種施設への入退出、そこに至るまでの検索・予約・決済をワンストップで実現するサービスだ。顔認証においては、ジョルダンの自社開発によるエッジソリューションやクラウドサービスと顔認証サービスとを連携させ、高速な認証を行う。

「JorudanStyle3.1」を構成している「Jorudan Point:ポイント発行・運営する事業者向けプラットフォーム」や「Jorudan Pass:公共交通への乗車や各種施設への入場などのチケットを管理するシステム」を活用することで、ポイントをクレジットカードで購入し、チケットなどを利用したり、他社ポイントサービスやキャッシュレスサービス等と交換することができる。そのほか、混雑情報やバスの接近情報、乗り換えの案内などをリアルタイムで提供することや、AI解析によるダイナミックプライシングが実現可能だ。

「JorudanStyle3.1」は、すでに、山万株式会社が開発・運営している千葉県佐倉市にあるニュータウン「ユーカリが丘」にて顔認証技術(パナソニック株式会社提供)と連携したバス顔認証実証実験に採用されており、その他、地方自治体や交通事業者、各種施設への導入、さらには、MaaS やスマートシティの構築・実現に参画、貢献する予定だ。なお、ジョルダンは、2021年度「JorudanStyle3.1」の本格提供に伴い、更に多くの導入を目指すと述べている。

(出典:ジョルダン Webサイトより)

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