JR東日本、新幹線荷物輸送による高速・多量輸送の事業化検証を開始
2024/7/9(火)
東日本旅客鉄道株式会社(以下、JR東日本)と株式会社ジェイアール東日本物流(以下、JR東日本物流)は7月8日、新幹線を活用した高速・多量輸送の事業化検証を実施すると発表した。
この実証は、「物流の2024年問題」や「CO2排出量削減」、「地方創生」等、社会的課題の解決の一助を担うことを目的として開始する。この取り組みでは、2023年度に4回実施した多量輸送トライアルでの成果や課題などを踏まえ、実際のニーズの確認やオペレーションの検証などを行う。これまでのトライアルで得た知見を活かしつつ、多量輸送を今後定期的なサービスとして事業化することを見据え、輸送の幅を広げていき、2025年度中の事業化に向けて取り組む。
新幹線の特性を活かして地方と都心をスピーディに繋ぐとともに、新たなパートナーとの連携を進めることで、引き続き社会的な課題解決の一助となることを目指す。