JR東日本スタートアップ、フォトシンスと業務提携 Suicaの活用創出
2021/6/16(水)
JR東日本スタートアップ株式会社(以下、JR東日本スタートアップ)は6月15日、クラウド型IoTサービスを手がける株式会社Photosynth(以下、フォトシンス)と資本業務提携を締結したと発表。今回の資本業務提携により、従来から取り組むSuicaとAkerunの基盤連携をより一層加速し、Suicaのさらなる活用方法の創出を目指すという。
JR東日本スタートアップとフォトシンスは、JR東日本スタートアッププログラム2020の採択企業だ。JR東日本のSuicaの累計発行枚数は8,500万枚を超えており、Akerunのアクセス認証基盤は、累計5,000社以上が利用している。両社は、2021年2月から開始したJR東日本本社ビルでのSuicaを活用したスマートビル入退館システムの実証実験など、これまでも協業を推進した。実証実験では、数多くのJR東日本本社社員が、Suicaを活用したビルへの入退館を行っている。その利便性は高く評価されており、Suica IDとAkerun IDを連携させた最先端のアクセス体験を提供している。
今回の資本業務提携は、これまでの両社の取り組みを次のステージへと進めるものだという。今後も個人認証を通じた空間へのアクセスだけでなく、さまざまなサービス利用シーンへとその連携を広げていくことを目指すと述べている。