今回の最終審査会により、hab社がベルナル大賞、ルグラン社が優秀賞、Pathfinder社が敢闘賞を受賞した。さらに、JR西日本は、hab社との協業事業に対して、事業化に向けた経営資源の提供を決定。同社の送迎プラットフォーム「hab」とJR西日本グループが保有するアセットを組み合わせた「送迎付学童事業」について、2026年4月以降の実装を目標に本格的な検討に着手していくという。さらに、一部の企業については、審査結果にかかわらず、JR西日本グループとの協業等の可能性を検討していくとのことだ。

また、JR西日本は、「ベルナル」において、2025年度の募集開始も発表した。同社は、グループの経営資源を活用しながら、スタートアップ企業等の加速度的な成長に共に挑戦。スタートアップ企業等とグループのアセット・ケイパビリティを掛け合わせた協業事業の開発を目指す。併せて、コーポレートベンチャーキャピタル（JR西日本イノベーションズ）による出資等、資本提携も検討すると述べている。

（出典：JR西日本 Webサイトより）