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KabuK StyleとJAL、2回目の航空サブスクサービス実証実施

2022/7/5(火)

KabuK StyleとJALが
実施するサブスクサービス

株式会社KabuK Style(以下、KabuK Style)と日本航空株式会社(以下、JAL)は、第2回「航空サブスクサービス」実証実験を実施する。6月16日付のプレスリリースで明かした。

KabuK Styleは、旅のサブスクサービス「HafH」を運営しており、会員を対象にJALの航空サービスを提供している。これにより、「ワーケーション」や「多拠点居住」など、密を避け好きな場所で働き、暮らすといったニューノーマルな体験価値を提案している。

KabuK StyleとJALは、500名を対象として「航空サブスクサービス」実証実験を2021年8月〜11月に実施した。今回の実証実験は、同実証実験の第2弾であり、新たな移動需要創出に向けた航空サブスクサービスに対するニーズなどを検証、把握するためにデータ収集を図る。



KabuK Styleは、第1回実証実験では、若年層が多く参加、半数がワーケーション目的、行き先の分散など、航空サブスクサービスがもたらす効果を確認している。第2回実証実験では、より柔軟な旅のスタイルに対応するために、KabuK StyleはJALと国内線旅客取扱代理店契約を締結し、HafH会員限定でのサービスを設計の上、国内全路線(一部除く)となる143路線に拡大した。さらに、直行便往復限定から片道や周遊での予約可能に変更、募集人数を500名から1000名に増員している。

具体的には、HafH会員を対象に、同実証実験専用の3つのプラン「JALで行く旅ライト」(月額2万9800円)、「JALで行く旅スタンダード」(月額3万9800円)、「JALで行く旅プレミアム」(月額8万2000円)を提供する。同実証実験では、プランごとに付与されるHafHコインを使用して、航空券と宿泊を予約できる。なお、選択したプランは、3カ月継続する必要がある。申し込み期間は6月22日~7月31日、対象出発日は7月1日~9月30日だ。

また、同実証実験参加者には、「旅ガチャチケット」を初月に付与する。このチケットを使用することで、片道航空券が1枚ゲットできるガチャをひくことができる。ガチャは、HafHコインを300コイン消費することでもひくことが可能だ。さらに、HafHコインを1200コイン消費して5枚の片道航空券が入手できる、「JALで行く5連周遊旅ガチャ」も提供する。加えて、同取り組みの一環として、2022年7月〜9月までの3カ月間、実証実験参加者限定イベント「ハフフェス」も開催している。

■株式会社 KabuK Style CEO 砂田 憲治氏のコメント(一部抜粋)
すでに発表した2022年度の3つの取り組みの通り、私たちKabuK Styleは、交通サブスクをさらに進化させ、HafHを移動も含めた定額制MaaSサービスへのチャレンジを進めています。本実証実験は、その戦略にのっとったものです。

本実証実験を行うにあたり、JALと国内線旅客取扱代理店契約を締結いたしました。また、今後データ連携、およびシステムの直接接続に関する議論を深め、来年度以降の恒常的な航空サブスクサービスの実現を目指しています。さらに、現在、海外航空会社との連携も模索しており、コロナ禍の落ち着きや入国制限の緩和状況を踏まえながら、海外旅行が再開し始めるタイミングでは、海外路線も含めた航空サブスクサービスへのチャレンジを行っていきたいと考えています。

世界平和が脅かされる状況にあっても、私たちKabuK Styleは、「多様な価値観を多様なまま許容する」ためには、旅を通じて世界を知る経験がとても大切であると考えております。旅が人生をより豊かにするとともに、旅によって多様な価値観が多様なまま受け入れやすくなることを信じて、今後もサービスの発展と拡充に邁進してまいります。

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