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【世界初】ドローン物流のかもめや、海を越えるドローン長期定期航路開設

2021/6/14(月)

使用する純国産ドローン

株式会社かもめや(以下、かもめや)は6月3日、香川県三豊市本土と粟島(あわしま)を結ぶドローン物流航路を2021年8月(予定)に開設すると発表した。海を越えるドローン物流の長期定期航路は世界初だ。

かもめやは2020年7月に、あいおいニッセイ同和損害保険株式会社、国立大学法人香川大学と共に、香川県三豊市と粟島間において、無人ドローンを用いて遠隔診療実施後の処方薬を配送する実証実験を行った。今回の定期航路開設では、長期定期航路としての運用を開始し、ドローンが瀬戸内海を越えて、島の住民に荷物を届ける。


粟島は、香川県三豊市の詫間港の北西4.5kmの海上に浮かぶ島だ。今回の定期航路では、本土である香川県三豊市と瀬戸内海に浮かぶ離島の粟島の往復約8kmを原則毎日運航する。午前中に粟島の住民が欲しい商品を注文し、同日午後にドローンが本土を出発し、粟島に着陸する。粟島に到着した荷物は、島側のスタッフが注文者の自宅まで届ける予定だ。ドローンは粟島着陸後に自動で荷物を切り離し、自動で本土に帰還する。なお、使用するドローンは、日本各地で多数のドローン物流実績のある「純国産」の産業用ドローンを採用している。

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