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河村電器産業と東海理化、デジタルキー活用の宅配ボックス開発を発表

2021/9/15(水)

河村電器産業株式会社(以下、河村電器産業)は9月14日、スマートフォンで鍵の解錠/施錠ができるシステムを組み込んだ宅配ボックスを開発すると発表した。株式会社東海理化(以下、東海理化)と共同で開発し、2022年の販売を目指す。

オンラインショッピングなどのインターネット取引が増えている。これに伴い、注文者の不在による再配達が増加し、配送ドライバーの負担も増した。一方で、宅配ボックスの普及が近年進んでおり、注文者不在でも荷物を受け取ることができる。これにより、配送ドライバーは再配達の課題を解決。注文者も荷物を受け取るために自宅にいる必要がなくなり、生活の時間にさらなる自由が生まれる。

今回開発する宅配ボックス「RusuPo with FREEKEY」には、河村電器産業の宅配ボックス「RusuPo」と東海理化のデジタルキーソフトウェアを組み込んだ。これにより、東海理化のデジタルキー配信サーバーとの通信が可能となり、スマートフォンのアプリ操作による宅配ボックスの解錠/施錠が可能だ。さらに、デジタルキーを活用することにより、荷物の受け取りだけでなく、荷物の発送などのシーンにおいても利便性の向上を実現する。

なお、両社は、物流や生活の課題解決・利便性向上に貢献するため、生活で利用するさまざまな「鍵」をデジタル化するという。さらに、未来のスマートシティを支えるソリューションの開発に今後も協力して取り組んでいくと述べている。

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