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川崎重工が電動三輪ビークルを開発!社内公募から事業化めざす

2020/9/11(金)

電動三輪ビークル「noslisu(ノスリス)」

カワサキモータースジャパンが10日、川崎重工の実施している社内公募制度の第1号案件として、電動三輪ビークル「noslisu(ノスリス)」の事業化を目指すことを発表した。2022年度の販売開始が目標だ。
川崎重工では、「ビジネスアイディアチャレンジ」という社内公募制度を2020年4月に開始した。これは、オープンイノベーション活動のさらなる加速や、社内に眠っている事業アイデアの発掘・活用を目的としたものである。今回の電動三輪ビーグルは、川崎重工の社内公募で第1号案件として、約100件のアイディアの中から選ばれた。

ノスリスの開発は、社会のより多くの人々が安全・快適・気軽に移動できるモビリティーを提供し、その豊かな生活に貢献したいという思いから始まっている。公共交通機関でのアクセスが容易ではない地域での移動や、宅配事業者、高齢者など多様なニーズに応えることを目的としている。

ペダル操作なしで走行可能なEV仕様と、電動アシスト自転車仕様の2つの走行タイプを利用者が選ぶことができる。ただしEV仕様の場合は、利用に普通自動車免許が必要になる。加えて独自開発の前2輪方式を採用しており、転倒リスクの低いスムーズで安定した走行が可能となった。

今回のプロジェクトについてカワサキモータースジャパンは、一般と法人両面での展開、およびシェアリングサービスやフィンテックの活用なども視野に入れ、広く社会への普及を図ると述べている。

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