京王電鉄の買い物支援、調布市・稲城市でも移動販売を開始
2020/11/20(金)
京王電鉄株式会社(以下、京王電鉄)は、調布市と稲城市での買い物支援の強化を目的に、12月7日から移動販売を開始すると発表した。
移動販売エリアを拡大することで、沿線地域住民の買い物の利便性を高め、多世代にとって暮らしやすい街にするとともに、地域コミュニティの活性化を図っていきたい考えだ。
このサービスは、京王電鉄と多摩市が締結した「地域発展の推進に関する包括連携協定」に基づいて実施するもの。2013年11月から、勾配が急な坂などに囲まれた多摩センターエリアでいわゆる「買い物難民」を対象とした食料品や日用雑貨の移動販売を開始し、現在では日野市・八王子市・町田市にエリアを拡大している。移動販売エリアを拡大することで、沿線地域住民の買い物の利便性を高め、多世代にとって暮らしやすい街にするとともに、地域コミュニティの活性化を図っていきたい考えだ。
今回は、多摩ニュータウン内の稲城市と、買い物に不便な地域がある調布市内で、新たに移動販売を開始。販売する商品は、肉・魚・野菜などの生鮮食品や日用品を中心とした約250品目。
また、移動販売には電気式冷蔵冷凍車を使用する。従来に比べ燃費が改善した次世代のエコトラック電気式冷蔵冷凍システムを採用。そのため販売時間中に冷蔵冷凍庫を冷却するためのアイドリングが不要で、環境にも配慮しつつ、静かな「買い物の場」を提供できるとしている。