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関西電力、EV充電ネットワークサービスの構築に向けた実証実施

2023/2/3(金)

関西電力グループ※ は、EVおよび充電器の導入を検討するパートナー企業と連携し、EV充電ネットワークサービスの構築に向けた実証実験を2月~3月下旬に実施する。関西電力株式会社が2月1日付のプレスリリースで明かした。
※ 株式会社エネゲート、関電不動産開発株式会社、関電ファシリティーズ株式会社を含む4社
同実証では、EV充電スポットを有するパートナー企業等が、大阪府内を中心に既設の急速充電器および普通充電器をシェアリングとして提供する。くわえて、パートナー企業には、住友三井オートサービスグループからEVを貸し出す。営業車両等として利用するユーザーは、事前予約することで、当該EV充電スポットを使用することができる。

急速充電器、および普通充電器を組み合わせたシェアリングの実証は、全国初の取り組みだ。パートナー企業は、同実証を通じて、EVの利用実態や、充電器の使用頻度等の検証を行う予定だ。この結果は、EVの運用・充電計画の作成、充電器の導入にかかるコストダウンの検討等に活用する。

また、関西電力グループは、実証における走行距離や充電器の稼働率等のデータ分析を行う。関西電力は、それらの結果を踏まえて、EV充電サービスのサービスプラットフォームを開発。法人間での充電器のシェアリングサービスにくわえて、関西電力グループの所有地等を充電スポットとして提供する。

さらに、同社は、商業施設や飲食店等とも連携し、充電と多様なサービスを組み合わせて提供する。これにより、シェアリングサービスを利用するユーザーの付加価値向上を目指すという。将来的には、法人利用者の一部充電スポットを一般のEVユーザーが利用できるシェアリングサービスも検討する。なお、関西電力グループおよびパートナー企業は、同実証を通じて、脱炭素に向けた取り組みを推進することで、持続可能な社会の実現に貢献していくと述べている。


(出典:関西電力 Webサイトより)

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