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MONET、湖西市企業シャトルBaaS事業の実証実験に参加へ

2020/11/19(木)

乗車の仕組み湖西市ウェブサイトより

乗車の仕組み
湖西市ウェブサイトより

モネ・テクノロジーズ(以下、MONET)は17日、2020年11月30日から静岡県湖西市が実施する「湖西市企業シャトルBaaS事業」への実証実験参加を発表した。
2019年度からMONETと湖西市は、今後の社会情勢の変化に対応する新たな公共交通施策の検討を開始した。2020年1月23日に自動運転社会に向けた次世代モビリティサービスに係る業務連携協定を締結、市内の企業と共に湖西市企業シャトルBaaS研究会を設立した。なお、BaaSは、BusとMaaSを掛け合わせた、湖西市による造語だ。

実証実験の目的は、地域コミュニティバスのコーちゃんバスと企業のシャトルバスの有効利用および可能性の調査だ。コーちゃんバスと企業のシャトルバスの運行エリアは、一部地域が重複している。この地域で実験を行い、両者の効率性・利便性の向上や、市内経済の活性化の可能性などについて調査・検証を行う。

MONETは、今回の実証で配車システムを提供する。同社のシステムを活用し、企業のシャトルバスは、従来の駅と事業所(工場)を往復するタイプと、市民の予約に応じて指定の停留所に停車するデマンド型の2種類のパターンで運行する。デマンド型のバス乗車は、スマートフォンからの予約が可能だ。

また、あいおいニッセイ同和損害保険や豊橋技術科学大学もこの実証実験に参加する。あいおいニッセイ同和損害保険は、今回の実証実験に適した既存の保険商品の提供および新たな保険商品を検討。豊橋技術科学大学は、サービス対象地域への受容性や、公共交通分担率の変化などの調査・分析をそれぞれ担う。

今回の実証実験は年内と来年初めに分けて2度実施する。年内は11月30日から12月25日まで鷲津駅周辺地区と新所原駅周辺地区で実施。年始は2021年1月12日から29日に新所原駅周辺地区で実施予定だ。

(出典:MONET/湖西市 Webサイトより)

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