MaaS Tech Japan、アプリ「Oh MY Map!」提供開始
2021/12/20(月)
一般社団法人 大手町・丸の内・有楽町地区まちづくり協議会(以下、大丸有協議会)は、スマートフォン用アプリ「Oh MY Map!」を12月15日にリリースした。株式会社MaaS Tech Japan(以下、MaaS Tech Japan)が12月15日付のプレスリリースで明かしている。Web版は、12月1日より開始した。
「Oh MY Map!」は、大丸有(大手町・丸の内・有楽町)エリアの就業者・来街者に向けて、エリアのイベント情報やモビリティ情報を一括して提供する。大丸有スマートシティの取り組みで構築を進める大丸有版都市OSとMaaSデータ統合基盤を連携・統合することで、エリアの施設情報やイベント情報と交通の運行情報も提供する予定だ。
具体的には、東京メトロや丸の内シャトル、2022年初頭に実証走行予定のBOLDLYの自動運転バスをはじめとする交通の運行情報にも対応する。さらに、電動キックボードLUUPのポート情報やドコモ・バイクシェアのシェアサイクルステーション情報も確認できる。
MaaS Tech Japanは、これらの情報をユーザーに提供することで、魅力的なラストハーフマイルエリア※を構築し、エリア内の回遊性向上や都市活動・滞在を促進する。そして、評価・分析ダッシュボードの構築を通じて交通やエリアサービスの利用実態を把握・分析し、今後のエリアマネジメント活動に生かすという。
※魅力的な移動・活動の選択肢にあふれた徒歩圏(目的地または現在地から約800m圏)が、連担・凝縮するエリア(プレスリリースより)
なお、同取り組みは、大丸有協議会を構成員とする大丸有スマートシティ推進コンソーシアムが、国土交通省による「日本版MaaS推進・支援事業」に7月に応募し、8月の採択を受けたものだ。データ基盤の整備とデジタルを生かしたサービス提供による都市のアップデートを進めるという。
(出典:MaaS Tech Japan Webサイトより)