今回の支援は神奈川県内の医療機関のうち計17カ所に向けて実施。5月28日から車両の搬入を随時行う。神奈川県では、医療崩壊を防ぐための医療体制「神奈川モデル」の整備を進めており、これに協力する県内医療機関が今回の支援対象となる。今回の17カ所を皮切りに、支援対象は今後も拡大する予定とのことだ。

両社が取り組む「モビリティで医療従事者支援 ～フード＆シェルタープロジェクト～」は、キャンピングカーなど車中泊仕様に特化した車両のカーシェア「バンシェア（VAN SHARE）」を提供するカーステイと、空きスペースとフードトラックをマッチングするプラットフォーム「TLUNCH」を展開するメロウ、それぞれのモビリティサービスが持つ強みを生かし、医療機関への活動支援を掲げて今年5月1日に立ち上げた共同プロジェクト。

両社のほか、協賛企業としてトヨタファイナンシャルサービスとKINTOが参画し、キャンピングカー提供やフードトラック派遣・食事提供にかかる費用などを支援している。そのほか、デンソーも除菌、消臭のための「車両用クレベリン」の無償提供を行っている。