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メロウ、マンション向けにフードトラック展開 「自粛疲れ」の解消めざす

2020/4/8(水)

ビルの空きスペースとフードトラックをマッチングする、モビリティビジネス・プラットフォーム「TLUNCH」を展開する株式会社Mellow (以下、メロウ)は、新型コロナウイルス感染拡大を受けて4月7日に発令された緊急事態宣言を機に、「TLUNCH」のマンション下での営業を開始すると発表した。従来はオフィス街やイベント会場を中心にフードトラックを展開してきたサービスを、住宅地でも展開する。「心あたたまるおいしいごはん」を提供して「自粛疲れ」の解消を目指す。
現在、新型コロナウイルスの感染拡大により、外出自粛と自宅勤務増加の傾向が顕著に表れている。緊急事態宣言の発令によってこの傾向はさらに進むとみられ、メロウは事態の長期化によって心身の疲労が蓄積する、いわゆる「自粛疲れ」を懸念しているという。

この課題を解消するべく、マンション向けパッケージ「おうちでTLUNCH」を開始。「あたたかく美味しいご飯を食べて、心と体に元気をチャージしていただく」ことを目的に掲げている。(メロウ プレスリリースより)

フードトラックはテイクアウトで提供するスタイルが主なため、「換気の悪い密閉空間」「多数が集まる密集場所」「間近で会話や発声をする密接場面」の「3つの密」を伴わない利用が可能だ。また、モビリティならではの機動力を生かし、十分な空きスペースと安全な動線が確保できれば最短5日程で導入可能だという。
サービスイメージ

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提携するフードトラック事業者は、販売時のマスク着用や除菌など予防対策を徹底した上で営業。万が一出店事業者に感染の疑いがある場合は必要に応じて出店自粛の依頼を行うなど、政府、管轄行政の飲食店に関する対応方針に注意を払いながら利用客と事業者の安全を保っていく方針だ。

メロウは、「今後、行動自粛の長期化による心身の疲労蓄積解消のために『心あたたまるおいしいごはん』を届けるべく、フードトラック営業施設を拡大してまいります。さらには、固定店舗での営業に大打撃を受ける飲食業界の今後の活路としてもフードトラック開業支援を加速させてまいります」と、今後の展望について語っている。

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