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みちのりHD・西会津町・会津乗合自動車が連携、AIデマンドバス導入へ

2021/7/12(月)

協定締結の様子
左から 会津バス社長 佐藤氏、西会津町 薄町長
みちのりHD代表取締役グループCEO 松本氏(オンライン)

株式会社みちのりホールディングス(以下、みちのりHD)は、西会津町および会津乗合自動車株式会社(以下、会津乗合自動車)と「西会津町民バスの輸送サービス向上に向けた連携・協力に関する協定」を締結した。7月2日付のプレスリリースで明かしている。
西会津町と会津乗合自動車は、これまで町民バスやイベントバス、スクールバス、高速路線バスの運行において連携し取り組んできた。さらに、西会津町は、西会津町デジタル戦略を2021年3月に策定している。今回の連携協定は、西会津町デジタル戦略に基づいたものだ。

■具体的な協定事項

1. 西会津町民バスの輸送の安全、利便性向上及び利用促進

呼出型最適経路バス(AIデマンドバス)導入により、既存の形に縛られない柔軟な運行の実現とその利用促進を図る。会津乗合自動車は、既に会津若松市内にて2つの事業で呼出型最適経路バス(AIデマンドバス)の実証事業を行っている。また、みちのりグループでも、茨城県日立市・高萩市で実証事業を行っている。西会津町民バスでもその経験・知見を生かす。

2. デジタル技術を活用したバス運行

AIが策定したルート・ダイヤの生成や 、スマートフォン等での乗車予約・仮想バス停での乗降などを実現し、利便性向上と運行効率化を図る。

3. 首都圏等との交通アクセスの向上

既存の高速バスの運行の充実や町民バスとの接続連携などにより、首都圏等からの交通アクセスの向上を図り、アフターコロナの観光交流を促進する。

4. 多様な輸送サービスの検討および実証

従来のバス運行に縛られない柔軟な地域移動手段や、人に加えモノの輸送サービスなどを検討し、その実現を目指す。

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