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国交省、タクシーの相乗りサービス認可 11月1日から運用開始

2021/11/2(火)

国土交通省は、旅客同士をタクシーに相乗りさせて運送するサービスを認める新たな制度を導入する。10月29日付のプレスリリースで明かした。

タクシーの「相乗りサービス」とは、配車アプリ等を通じて、目的地の近い旅客同士を運送開始前にマッチングし、タクシーに相乗りさせて運送するサービスだ。タクシー独自の運送形態であり、運送開始後に不特定の旅客が乗車できるバスとは異なっている。

国土交通省は、「相乗りサービス」について、運賃の案分等に関する一定のルールを定めた新たな制度を導入した。制度導入の目的は、利用者が安心してタクシーに相乗りし、割安にドアtoドアで移動できるようにすることだ。タクシー事業者にとっても、「相乗りサービス」を提供することで、利用者の利便性の向上を図り、新たなタクシー需要を喚起することが期待される。

なお、国土交通省は、当面の間、マスク着用、旅客同士が隣り合わない座席指定など、必要な感染対策を実施して相乗りサービスを提供するようタクシー事業者に求めている。さらに、実施状況を定期的にモニタリングし、バスとの整合性に留意しつつ、必要に応じて見直しを行うと述べている。

(出典:国土交通省 Webサイトより)

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