三井住友カードら、クレカ等のタッチ決済による乗車サービスの実証実施
2024/5/13(月)
三井住友カード株式会社(以下、三井住友カード)は5月9日、京浜急行電鉄株式会社(以下、京急電鉄)、ビザ・ワールドワイド・ジャパン株式会社、株式会社ジェーシービー、東芝インフラシステムズ株式会社、QUADRAC株式会社とともに、三井住友カードが提供の「stera transit(ステラトランジット)」を活用したタッチ決済対応カード等による乗車サービスに関する実証実験を実施する。2024年内に、羽田空港駅を始め京急電鉄の一部の駅で行われる。
タッチ決済による乗車では、切符の購入やICカードへのチャージが不要となる。特に羽田空港に来るインバウンド客にとって、タッチ決済対応のカードや同カードが設定されたスマートフォン等を自動改札機などにタッチすることでスムーズに乗車できる。
この実証実験は、相互直通先の都営地下鉄とも連携。浅草線・大江戸線の一部駅においても同様のサービスを開始し、首都圏初となる2社局を通して羽田空港から都心への快適な移動を実現する。
京急電鉄は、この実証実験を通じてタッチ決済による鉄道乗車を実現することで、インバウンドの受け入れ体制強化と利便性向上を図る。また今後、品川、羽田、横浜の3エリアを結ぶ「成長トライアングルゾーン」を中心に、沿線の発展・活性化を推進し、全線各駅への展開も検討していく。