国交省航空局、自動運転レベル4でのトーイングトラクター試験運用開始
2024/7/19(金)
国土交通省航空局は7月16日、東京国際空港において、国内空港では初めて自動運転レベル4※1でのトーイングトラクター※2の試験運用の実施を発表した。
※1 特定条件下において、運転者が乗車しない状態でシステムが全ての運転タスクを実施
※2 空港等で、手荷物・貨物を収容した荷車 ・コンテナ等をけん引する車両(プレスリリースより)
今回の取り組みの目的は、空港地上支援業務(グランドハンドリング)の省力化・自動化の推進だ。具体的な取り組み内容としては、東京国際空港の第2ターミナル63・64・65番スポット~東貨物上屋間 片道約2kmの区間で7月1日~19日に運用する。使用する車両は、全日本空輸株式会社と株式会社豊田自動織機での開発しているものだ。※2 空港等で、手荷物・貨物を収容した荷車 ・コンテナ等をけん引する車両(プレスリリースより)
なお、同局は、今後年内に共通インフラのガイドラインの策定や運用ルールの改正等を行う。同時に、2025 年中の空港制限区域内における自動運転レベル4の実運用に向けた共通インフラの整備、および中長期的な課題の検討等の取組を進めていくと述べている。
(出典:国土交通省 Webサイトより)