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移動サブスクmobi、秋田県大館市で10月1日からサービス開始

2022/9/28(水)

Community Mobility株式会社は、大館版mobiプロジェクト推進協議会と連携し、AIシェアリングモビリティサービス「mobi」を、秋田県大館市で10月1日からサービス開始する。WILLER株式会社が9月20日付のプレスリリースで明かした。

「mobi」は、半径約2kmの生活圏内の移動において、これまでの徒歩や自転車、マイカーのちょいのりに代わる、新しいスタイルの共有交通だ。ユーザーが乗降ポイントの変更・追加などをリクエストすることもでき、自分たちにあった利便性が高いサービスにしていくことができる。コミュニティで毎月定額を出し合うことで、自分たちの思い通りに動く運転手付きの車を複数台共有する感覚で利用可能だ。

また、同サービスは、定額で利用できる。そのため、通勤通学、子供の送迎、買い物、家族での外出など、家族全員が自由かつ快適に移動可能だ。これまでには、東京都渋谷区、豊島区、名古屋市、大阪市、京都府京丹後市、三重県明和町などで提供している。



同協議会は、「先導的共生社会ホストタウン※」として、共創型交通「大館版mobiプロジェクト」を実施する。地元の交通事業者や商業施設、飲食店など業種を越えて連携し、全ての人が社会参加しやすい環境の実現を目指す。既存の公共交通に加え、街の人々で共有する新しい移動サービス「mobi」を導入することで、外出の機会を増やし、より豊かな生活につなげていく。

※パラリンピアンとの交流をきっかけに、共生社会の実現に向け、ユニバーサルデザインの街づくり、および心のバリアフリーの取り組みを実施するホストタウンとして国(内閣官房)が登録している自治体のうち、それらの取り組みが特に先導的、先進的と認定された自治体。(プレスリリースより)

同サービスの特長は、アプリや電話で簡単にクルマを呼ぶことができることだ。さらに、AIルーティングにより、利用者の予約状況や道路状況を考慮して、最適なルートで相乗りしながら目的地まで効率よく移動できる。

また、サブスクプラン「定額乗り放題プラン」は、30日間5000円で、家族で利用しやすいよう、同居家族は6人まで1人あたり500円で利用可能できる。利用回数が少ない人向けには、6回券1500円(2023年2月28日まで有効)の「回数券プラン」や、1乗車300円(こども150円)の「ワンタイムプラン」が用意されている。

くわえて、乗降場所は、半径約2kmのエリア内のほか、エリア外の子育て関連施設や商業施設等に設定しており、サービス開始時点で267カ所設定されている。自分たちが使いやすいよう、乗降場所の追加・変更リクエストが可能だ。

なお、同社は、今後も移動を通じて人々の生活をリ・デザインし、地域と共に健康的でワクワクする毎日の暮らしを創っていくと述べている。

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