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大型車の巻き込み事故を防止 後付け可能な警報システム新たに発売

2019/4/10(水)

モービルアイ社の「モービルアイ・シールドプラス」が2019年4月10日より新たに発売される。
この製品はモービルアイ社の衝突防止補助システムをベースに開発され、右左折時の巻き込みを防止する、後付け可能な側方衝突警報システム。従来の前方衝突事故を回避する警報機能を備えながら、後方のスマートカメラが大型車両特有の死角を常にモニターして警報を出し、前輪付近での歩行者や自転車との接触事故を未然に防ぐ。

既存の大型車に取付けができるモービルアイ・シールドプラスは、フロントガラスに設置されるメインユニット(マスター)と車両の左右後部側面に設置するスマートカメラを連動させ、ドライバーの死角を常にモニターする。

モービルアイ・シールドプラス (左からスマートカメラ、歩行者警報表示ディスプレイ、アイウォッチ、メインユニット)

モービルアイ・シールドプラス
(左からスマートカメラ、歩行者警報表示ディスプレイ、アイウォッチ、メインユニット)



さらに、自車の旋回状態や速度、対象となる歩行者や自転車の動く方向や速度などから相対速度や危険度を解析し、モービルアイ社独自のアルゴリズムにより、衝突の危険性を瞬時に判断。

運転席の左右ピラー部に設置された専用ディスプレイからアイコン表示や警報音を出すことで、ドライバーは注意すべき方向を認識し、事故を未然に回避することができる。右左折時の巻き込み事故を防止するとともに、従来のモービルアイ製品が持つ前方の追突警報や車間警報、歩行者警報、車線逸脱警報の機能も備えている。


まずは車体幅2.3mクラスの中型車から販売を開始し、保安基準の動向を踏まえ、車体幅2.5mクラスの大型車にも順次販売していく予定。

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