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ナビタイムジャパン、インバウンドプロファイラーをリニューアル

2023/1/16(月)

株式会社ナビタイムジャパンは、訪日外国人動態分析システム「インバウンドプロファイラー」をリニューアルした。1月12日付のプレスリリースで明かしている。

同システムは、訪日外国人旅行客が集まっている場所や時間帯、季節別の傾向などを簡単に比較、分析が行えるよう可視化に特化したものだ。訪日外国人向け経路検索・多言語観光案内アプリ「Japan Travel by NAVITIME」から、利用者の同意を得て取得したインバウンドGPSデータと属性アンケートを元に作成している。

同システムの分析で利用しているインバウンドGPSデータの取得状況では、10月11日の水際対策の大幅な緩和以降、日本国内で取得できているGPSデータ量は急増中だ。2022年11月30日時点で、2019年11月1日の約半数までサンプル数が回復しているという。

今回のリニューアルでは、データ更新頻度を3カ月に1回から毎月更新に変更し、月末に前月分までのデータを確認できるようになった。これにより、今後のインバウンド観光客の回復に合わせて、鮮度の高いデータ分析が可能となっている。

また、同社は、分析メニューについてもバージョンアップを行っている。具体的には、どこに、どんな人が訪れているかがわかるヒートマップをそのままに、日本国内での周遊行動がわかる周遊ルート分析メニューも追加した。さらに、初めてでも直観的に利用できるようUIを一新し、集計条件の組み合わせにより属性のクロス集計も柔軟にできるようになったことで、分析の自由度も向上した。

同社は、今回のリニューアルを通じて、ウィズコロナ、アフターコロナでのインバウンド観光動態データとして活用してもらい、観光戦略の検討やマーケティングをサポートできればと考えているという。さらに、今後もより便利に利用してもらえるよう機能拡充を行い、さらなるサービスの向上に努めていくと述べている。


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