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バス遅延予測をナビタイムが提供開始 予測を考慮したルート検索可能に

2023/6/6(火)

株式会社ナビタイムジャパンは、AIでバスの遅延を予測し、各停留所の遅延が何分遅れているかをルート上に表示する「バス遅延予測」を5月31日より提供開始する。

同機能では、ルート検索結果画面において、現在発生中のバス遅延がある場合、その遅延時間の”予測”を行い、予測した遅延時間を考慮したルート検索が可能になる。バス降車後の電車など次の移動の時刻も変更したルートが表示されるため、ユーザーは本来のバスの発着時間と遅延を考慮した発着時間の比較が可能だ。これにより、再検索の手間を省き、バスが遅れている時にも焦ることなく、到着時間を簡単に把握することができる。さらに、同機能は、利用料金無料で、「NAVITIME」(iOS)、「乗換NAVITIME」(iOS/Android OS)で提供するという。

また、同機能では、遅延データを処理できる技術としてAIを活用することで、高精度に遅延を予測可能になった。AIにバスロケ情報から配信される便ごとの過去の遅延実績を学習させ、現在の走行状況を加味することで、精度の高い遅延予測を実現している。予測対応路線は、都営バスの全日全時間帯で、今後も対応路線を増やしていくという。

雨の日、梅雨時期の移動には交通機関の遅延が起こりやすくなる。そのため、同機能は、これからの季節、移動時間の検討の一助として、活用できる見込みだ。なお、ナビタイムジャパンは、今後もユーザーが安心して移動できるよう、対応路線の拡大と予測精度のさらなる向上に努めていくと述べている。


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