今回の連携により、「NAVITIME」で検索したルート結果や位置情報が「S.RIDE」に反映される。そのため、乗車地や目的地を再入力することなく、そのままタクシーの配車を行うことが可能となり、利用者の利便性が向上する。対応エリアは、東京、神奈川、千葉、埼玉、名古屋、大阪だ。

また、同連携機能は「NAVITIME」のほかに、乗り換えに特化した「乗換NAVITIME」、スマートフォンサイトの「NAVITIME」でも利用できる。「NAVITIME」アプリは、2021年12月20日時点ではAndroid OS版のみの対応となり、iOS版にも順次対応する。

なお、ナビタイムジャパンは、今回の連携により、対応範囲を広げてタクシー予約機能をユーザーに提供できるようになる。今後も、さまざまな移動の選択肢を提案することで、ユーザーのより快適な移動をサポートできればと考えているという。

一方、S.RIDEは、今後もタクシーに乗車するユーザーに、喜んで利用してもらえる利便性と付加価値の高い機能・サービスを提供していく。同時に、タクシー産業のDXを推進し、タクシーを起点とした人々の移動に伴う体験価値の向上と豊かな社会につながるモビリティサービスを追求。そして、モビリティ産業への貢献を目指すと述べている。