ニアミーの「スマートシャトル」がJTB上海と連携し空港送迎実施。チャーター便に合わせ都内と成田空港を結ぶ
2020/9/11(金)
JTBが中国・上海に構える現地法人である上海佳途国際旅行社有限公司(以下、JTB上海)と、独自のAI技術を用いたドアツードアのシャトルサービスを提供する株式会社NearMe (以下、ニアミー )は、空港送迎向けシャトルサービスの限定的な実施に向けて連携すると発表した。成田空港から上海浦東国際空港に向けたチャーター便の運行に合わせ、新型コロナウィルス対策を行った車両でスムーズに送迎を行うとしている。
新型コロナウィルスの影響で、今年の春に上海から帰国した現地駐在員などの家族が、飛行機の便数減少により、上海に向けて渡航しづらくなっている現象が起きている。この状況を受けて、9月15日と30日に、成田空港から上海浦東国際空港に向けたチャーター便が運航する予定となっている。ニアミーは、JTB上海と連携し、駐在員の家族の渡航を支援することを目的に、チャーター便に出発に合わせてドアツードアのシャトルサービス「スマートシャトル」を運行する。
今回スマートシャトルが担うのは、東京都内15区※の指定場所から成田空港のターミナルまでの区間。サービスは、WEBサイトから申し込む事前予約制となっている。車両はハイエースなどのバンを使用する予定で、1台の定員は最大5名。同乗者が事前にわかる特定少数で運行し、換気や消毒などのコロナ対策も徹底するとのこと。
※千代田区、中央区、港区、新宿区、文京区、台東区、墨田区、江東区、品川区、目黒区、大田区、世田谷区、渋谷区、豊島区、江戸川区
両社の発表の中で、JTB上海の董事総経理である矢田部拓彦氏は、「スマートシャトルサービスを利用することで渡航直前のコロナへの不安感を払拭できることと思います」と期待を寄せている。
また、 ニアミーの代表取締役社長である髙原幸一郎氏は、「ニアミーのスマートシャトルはご自宅の目の前から空港までドアツードアで送迎を行うため、荷物が多くても快適にお過ごしいただけます。少しでも移動がスムーズで快適になることを願い、今回はJTB上海さまと連携のもと、日本での移動をサポートさせていただきます」と述べた。