NEDO、省エネ等のための自動車関連プロジェクト実施者公募開始
2022/3/17(木)
国立研究開発法人新エネルギー・産業技術総合開発機構(以下、NEDO)は、グリーンイノベーション基金を用いて実施予定の自動車関連プロジェクトに関する実施者について公募を開始した。経済産業省が3月14日付のプレスリリースで明かしている。
NEDOは、2050年カーボンニュートラル目標に向けて、グリーンイノベーション基金を造成した。同基金では、分野別ワーキンググループがプロジェクトごとの優先度・金額の適正性等を審議する。そして、担当省庁のプロジェクト担当課室が、各プロジェクトの内容を「研究開発・社会実装計画」として策定し、順次公募を開始する。今回公募を行うプロジェクトは、「電動車等省エネ化のための車載コンピューティング・シミュレーション技術の開発」、および「スマートモビリティ社会の構築」だ。公募終了後、NEDOにおける審査を経て、6月以降にプロジェクトの開始を予定している。
「電動車等省エネ化のための車載コンピューティング・シミュレーション技術の開発」では、自動運転のオープン型基盤ソフトウエア、自動運転センサーシステム、電動車両シミュレーション基盤の3つを研究開発項目として挙げている。
一方、「スマートモビリティ社会の構築」の研究開発項目は、スマートモビリティ社会の構築に向けたEV・FCVの運行管理と一体的なエネルギーマネジメントシステムの確立だ。詳細は、以下で公開されている。
https://www.meti.go.jp/press/2021/03/20220314004/20220314004.html
(出典:経済産業省 Webサイト、およびNEDOより)