日産、なみえスマートモビリティ運行範囲を特定復興再生拠点区域まで拡大
2023/7/19(水)
日産自動車株式会社(以下、日産)は7月18日、オンライン配車サービス「なみえスマートモビリティ」の運行を、福島県浪江町(以下、浪江町)の特定復興再生拠点区域(津島、室原、末森)に拡大すると発表した。
日産は、2020年度に「なみえスマートモビリティ」の実証実験を開始した。さらに、3年にわたり、事業化に向け地域のニーズに根差したサービス向上を図っている。2023年1月には、同サービスの運賃を有償化し、事業化に向けた最終段階の実証実験フェーズへ移行している。今回の取り組みでは、2023年3月末に避難指示が解除された福島県浪江町の特定復興再生拠点区域(津島、室原、末森)に拡大する。これにより、日産は、地域の公共交通網として当該区域の利便性を高め、持続可能なまちづくりをサポートするという。なお、浪江町中心部から遠方となる津島の特定復興再生拠点区域では、個別の運行と運賃体系となっている。
(出典:日産 Webサイトより)