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日産、EVの充電タイミング最適化等に生かせるサービス提供開始

2024/10/9(水)

日産自動車株式会社(以下、日産)は10月7日、日産の車両データを活用し、ビジネスの効率化に貢献する法人向けサービス「Nissan Biz Connect API」※開始を発表した。
※ サービス開始時は日産のEV車両が対象。順次適用車両を拡大予定
同サービスは、法人ユーザーが所有する日産車両の位置情報や、EVの電力消費量や電力残量などのデータを、ユーザーのニーズにあわせて活用できるサービスだ。専用のAPIを通じてリアルタイムに取得・システム連携されたデータを活用することで、車両の運行管理や最適な配車計画の作成、さらに充電タイミングの最適化などが可能となり、ビジネスの効率化を実現する。

日産は、同サービスの利用法として、EVタクシーの運行管理を挙げている。配車システムに車両データを連携することで、最適な配車計画を作成。これにより、EVタクシーの運行効率を高め、短時間で多くの利用者を送迎することができる。また、EVの電力残量をリアルタイムに把握することで、充電タイミングを最適化することが可能だ。

ほかにも、日産は、カーシェアリング業務での活用する方法も紹介している。同業務では、車両の位置やEVの電力残量をリアルタイムに把握することで、ユーザーに最適な車両を案内することができる。これにより、車両の貸し出しや返却処理などの煩雑な業務を効率化することができ、さらに、車両の稼働状況を把握することで、適切な台数の分析や車両管理の工数削減にも貢献できる。なお、日産は、今後もユーザーのニーズに応えるため、新たなサービスの充実を図り、ビジネスの可能性を広げる取り組みを続けていくと述べている。



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