NTTコミュニケーションズ、DX実現と社会課題解決に向けて推進室を新設
2021/2/2(火)
NTTコミュニケーションズ(以下、NTT Com)は1日、DXの推進と社会課題の解決を通じたSmart Worldの実現のために、「スマートカスタマーエクスペリエンス推進室」の新設を発表した。
NTT Comは、これまでSmart Worldに関する6つの推進室を設置した。今回のスマートカスタマーエクスペリエンス推進室は、7つ目の設置となる。データの利活用および利用者やパートナー企業と共創し、ユーザーエクスペリエンス領域におけるDXを加速する。スマートカスタマーエクスペリエンス推進室の目的は、ユーザーの課題を解決するとともに、企業のサービス利用者の利便性や満足度を高めることだ。NTT ComやNTTグループのリソースを用いて、オンライン・オフライン双方で取得したデータを利活用できる仕組みを提供する。また、ECとリアル店舗双方のチャネル改革や、ユーザーエクスペリエンスのDX実現を支援する取り組みも行う。
スマートカスタマーエクスペリエンス推進室は、DX実現のためにNTT Comの提供するSmart Data Platformを利用する。Smart Data Platformは、データ利活用に必要な収集・蓄積・管理分析におけるすべての機能を、ICTインフラも含めてワンストップで提供するデータプラットフォームだ。
なおNTT Comは、提供を検討しているソリューションの例としては、5Gなどを活用したバーチャル空間プラットフォーム、リアルとデジタルの統合行動分析基盤、接客を高度化する新しいサジェスト(提案)AIなどを挙げている。