オンデマンドバス取り組みまとめ【2020年~2021年4月】
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2021/5/12(水)
ドライバー不足、利用者の減少、地域住民の高齢化、あるいは免許返納後の交通手段の確保などの問題から、交通アクセスの再構築が交通各社の課題となっている。そのような課題を解決する方法として注目を集めているものが、オンデマンドバスだ。さまざまな企業や自治体が、オンデマンドバスの実証実験などに取り組んでいる。当記事では、2020年から2021年4月までに行われたオンデマンドバスに関する取り組みをまとめる。
大阪シティバス株式会社(以下、大阪シティバス)
大阪市高速電気軌道株式会社(以下、大阪メトロ)グループの大阪シティバスは、2021年3月30日から、経路や目的、ダイヤを自由に設定できるオンデマンドバスを大阪市生野、平野両区で運行している。300メートルメッシュ毎になるよう乗降場所を新たに設置し、6時から23時までのユーザーの指定する日時や乗降場所間を運行するという仕組みだ。人工知能(AI)を活用したオンデマンド交通の導入を目的とした実証実験の一環で、高齢化に伴って課題となっていた交通アクセスの改善を検討する。大阪メトロによると、4月2日時点で1日平均100人程度が利用しており、出足は好調という。
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