OpenStreet シェアするスクーター「HELLO SCOOTER」ホンダの技術協力のもと、今夏よりサービス提供開始
2019/7/23(火)
全国約200市区町村でシェアサイクル「HELLO CYCLING」を展開するOpenStreet(本社:東京都港区)は、本田技研工業(以下、ホンダ)の技術協力のもと、新たにスクーターのシェアサービス「HELLO SCOOTER(ハロースクーター)」を今夏より提供を開始する。大手不動産、コンビニ、鉄道会社、駐車場管理会社などの多様な業種の企業(以下、パートナー企業)と提携し、東京・埼玉・千葉にてサービスの提供を開始し、順次その他の地域にもエリアを拡大する。
「HELLO SCOOTER」は、専用アプリケーションにて、スクーターの貸出および返却場所である「ステーション」の検索、利用予約、決済までの一連の手続きを行うことができる。また、「ワンウェイトリップ(乗り捨て)方式」を採用し、エリア問わず全てのステーションに返却することが可能。街乗りや観光などでの利用に加え、配送サービスなどのビジネスユースを想定している。またOpenStreetは、ホンダの技術協力により、原付一種スクーターおよび原付三輪(「BENLY」、「GYRO」など)と、OpenStreetが開発した専用アプリケーションおよび通信ユニットを接続する。これにより、スクーターの位置情報や走行距離・速度などのデータの収集が可能となる。この収集したデータを分析・活用することで、今後の商品およびサービスの利用者の使い勝手向上に繋げるとともに、二輪車の更なる普及およびMaaS (Mobility as a Service)時代に向けた新しい価値の創出を目指す。
本サービスはステーション用地の提供や、サービスの運営を行う各パートナー企業と共に展開する。パートナー企業はOpenStreetが提供する専用管理コンソールを用いてサービスの利用状況や運営状況の把握や管理が可能だ。
・「HELLO SCOOTER」展開予定車種