パナソニック、ITS世界会議出展 交通事故防止等の取り組み展示予定
2022/9/13(火)
パナソニック オートモーティブシステムズ株式会社(以下、パナソニック オートモーティブシステムズ)は、パナソニック コネクト株式会社(以下、パナソニック コネクト)などとともに、9月19日~22日に開催されるITS世界会議ロサンゼルス2022に出展する。パナソニックホールディングス株式会社(以下、パナソニック)が9月12日付のプレスリリースで明かした。
パナソニックグループは、車載端末から交通インフラまで幅広くITS事業に取り組んでいる。また、同社は、交通事故の防止などの安全分野だけではなく、環境分野への貢献に向けた技術開発や取り組みをさまざまなパートナーと共に進めている。同会議では、全7項目となるこれらの取り組みを紹介する。1つ目の事例は、パナソニックグループが実施している環境取り組み「Panasonic GREEN IMPACT」だ。この取り組みでは、Panasonic GREEN IMPACTやITS分野での環境関連の取り組みを紹介する。
2つ目の事例は、ユーザの充電時間短縮による利便性向上に向けたxEV用車載充電システムの取り組み「On Board Charging system for xEV」だ。
3つ目の事例は、北米における取り組み「Cirrus by Panasonic Connected Intersections」だ。この取り組みでは、次世代コネクテッドビークル技術を活用し、クラウドをベースにした交差点アプリケーションを研究している。
4つ目の事例は、AR-HUD(拡張現実を実現するヘッドアップディスプレイ)による早期に効率よく課題を特定し、解決するという取り組み「Augmented Reality Head Up Display Simulation Tool」だ。
5つ目の事例である「Drowsiness Estimation and Cognitive Distraction Detection」では、人間研究のノウハウを生かした眠気推定と漫然状態検出により、交通事故削減に貢献する。
6つ目の事例「79 GHz Band 4D Imaging Radar」では、79GHz帯を使った4Dレーダーにより、視認性の低い環境での車両周辺の物体を検出する。
7つ目の事例は、5G後を見据えたマルチアクセス無線ネットワークにより、モビリティが必要な高精度地図や映像情報をリアルタイムに共有する「Connected Intersection toward Beyond 5G/6G era」だ。同取り組みは、業界初の研究開発(パナソニック コネクト調べ)だ。
(出典:パナソニック Webサイトより)