パナソニック、WHILLと共同開発したロボティックモビリティの実証開始
2020/7/13(月)
パナソニック株式会社、パナソニック プロダクションエンジニアリング株式会社(以下、2社あわせてパナソニック)は、JR東日本グループと共同で、高輪ゲートウェイ駅において7月から9月(予定)まで、ロボティックモビリティ(電動車いす型のモビリティ)の自動追従走行による移動サービスの実証実験を実施する。
本実証実験で使用するロボティックモビリティは3台で、先頭の1台を係員が操作し、その後を1台ずつ自動で追従走行する。高輪ゲートウェイ駅の通常非公開エリアにおいて「Partner Base Takanawa Gateway Station※」へ訪れる人に安全で効率的な移動サービスを提供し、半屋外環境下でサービスの有用性を検証する。※品川開発プロジェクト(第Ⅰ期)における、パートナーとのまちづくり共創拠点。通常非公開。
このロボティックモビリティは、パーソナルモビリティの生産・販売を行うWHILL株式会社と共同開発したもので、障害物を検知すると減速または停止する「自動停止機能」と、先行機体に追従する「自動追従機能」を搭載している。また、ロボティックモビリティの間を人が横切ると、後方のロボティックモビリティはセンサが検知して自動で一時停止され、人が通り過ぎたことを認識すると再び追従走行を開始することができる。将来的には自律走行と追従走行を組み合わせたロボティックモビリティを活用することで、「新しい生活様式」を見据えた無人での移動サービスの実現を目指す。