「idEV」は、社用車・公用車をEV化し、その車両をカーシェアリングして活用するサービスだ。車両の効率活用だけではなく、充電管理や充電状況の見える化といったEVエネルギーマネジメントを行うことができる。さらに、イデックスグループが、ユーザーのニーズに合わせた悩みごとをトータルサポートする。

「idEV」を導入するメリットは、ガソリン車をEVに置き換えることで、脱炭素への取り組みを進められることだ。ソーラーカーポートをオプションで導入することで、クリーンな電力をEVに充電することもできる。

さらに、同サービスを導入することで、社用車・公用車の稼働のない日には社員・職員の福利厚生として車両を効率的に利用できる。メンテナンスは新出光が実施するため、管理業務も削減できる。くわえて、停電時には、蓄えた電力を利用することで、BCP対策を強化することが可能だ。

また、同社は、EV関連事業サービスの提供を実現するために、株式会社REXEV(以下、REXEV)と業務提携を2022年3月から実施している。REXEVは、今回のサービスに対して、独自のEVカーシェアシステム/アプリのプラットフォームを活用し、新出光専用のユーザー向けWeb・スマホアプリを提供する。なお、REXEVは、EVの普及促進と車載バッテリーを活用した新たなエネルギーマネジメントを推し進めると述べている。