埼玉工業大学、自動運転技術開発センターの研究者増員
2024/2/5(月)
埼玉工業大学は、1月30日、レベル4対応の自動運転の研究・開発体制強化に向けて、自動運転技術開発センターの研究者を増員することを発表した。
埼玉工業大学は、国内の私立大学に先駆けて2019年4月に自動運転技術開発センターを設立。1月より、自動運転技術開発センターの研究者を増やし、研究・開発体制を大幅に強化していく。またレベル4への対応も視野に入れて産学官連携で開発を推進していく予定だ。本センターは、全国各地で開催される自動運転の社会実装に向けた実証実験に多数参加した実績がある。実証実験では埼玉工業大学が開発した自動運転バスの車両を提供して、自動運転の技術支援を担当。また、スクールバスとして、私立大学では国内初となる自動運転の大型バスを導入。大学の最寄り駅(JR高崎線岡部駅)からキャンパスまでの公道を、実際に学生を乗せて送迎する、期間限定運行も開始している。
2024年には、埼玉県深谷市の深谷自動運転実装コンソーシアムの中核メンバーとして、「深谷自動運転バス試乗会in深谷」で自動運転の特別授業を実施した。また2月には、奈良県(明日香村、三郷町)での実証実験に参加する予定だという。
(出典:埼玉工業大学WEBサイトより)