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セブン-イレブン、ソフトバンクらと配送ロボットの実証実験開始

2021/4/23(金)

「RICE」による配送
(イメージ)

株式会社セブン‐イレブン・ジャパン(以下、セブン-イレブン)は4月20日、アスラテック株式会社(以下、アスラテック)、およびソフトバンク株式会社(以下、ソフトバンク)とともに、三菱電機株式会社(以下、三菱電機)と東急不動産株式会社(以下、東急不動産)の協力のもと、ソフトバンクの本社が入居する東京都港区の「東京ポートシティ竹芝オフィスタワー」において、自律走行型配送ロボット「RICE(ライス)」を使用してセブン-イレブンの商品を配送する実証実験を、4月21日から本格的に開始すると発表した。

セブン-イレブン、アスラテックおよびソフトバンクの3社は、スマートフォンで注文し、指定した場所で受け取れるサービス「セブン‐イレブンネットコンビニ」の商品を、「RICE」で東京ポートシティ竹芝オフィスタワー内のセブン‐イレブン店舗から同じフロアの指定された場所まで配送する実証実験を、1月18日から試験的に行っている。今回の実証実験では、「RICE」とエレベーターを連携させて、他のフロアへの配送を開始する。

今回の実証実験の目的は、より便利なサービスの実現と、ラストワンマイルの取り組みの推進に向けて、新たな配送方法の可能性を検討することだ。ソフトバンクの社員が「セブン‐イレブンネットコンビニ」で商品を注文し、「RICE」が東京ポートシティ竹芝オフィスタワー内のセブン‐イレブン店舗から他のフロアを含めた指定の場所へ配送する。

具体的な流れとしては、セブン‐イレブン店舗のスタッフが、ユーザーの注文した商品を「RICE」に載せ、配送先を選択する。続いて「RICE」がエレベーターに乗って指定されたフロアへ移動する。「RICE」が指定した配送先に到着すると、ユーザーのスマートフォンに暗証番号が通知される。この暗証番号を「RICE」に入力することで、ユーザーは商品を取り出すことができる。実証実験は4月21日~6月30日まで実施、配送可能商品は約550点(当該店舗の取り扱い商品の一部を除いた商品数)だ。

商品の注文~配送~受け取り
(イメージ)



なお、セブン‐イレブンは、さらに便利なサービスをユーザーに提供するために、実証実験を通して商品のさまざまな配送方法の可能性を検討し、ラストワンマイルの取り組みを推進する。アスラテックは、多様な業種や施設での「RICE」の導入に向けて、「RICE」のユースケースづくりに取り組むという。ソフトバンクは東急不動産とともに、竹芝エリアにおいて最先端のテクノロジーを街全体で活用するスマートシティのモデルケースの構築に取り組んでおり、その一環として今回の実証実験に参画すると述べている。

(出典:セブン‐イレブン Webサイトより)

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