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スマートドライブがソフトバンクの高精度測位サービスichimillと連携

2021/2/12(金)

モビリティデータを活用したサービスを提供するスマートドライブは10日、ソフトバンクの高精度測位サービスのichimill(イチミル)と連携したソリューション提供を開始すると発表した。

ichimillは、準天頂衛星みちびきなどのGNSS※1から受信した信号などを利用してRTK測位※2を行うことで、誤差数センチメートルの測位を可能にするサービスだ。全国で3,300カ所以上の独自基準点を設けているため、独自基準点とユーザーの測定位置(GNSS 受信機)までの距離が常に10 キロメートル圏内に収まる。これにより全国的に高精度な測位を短時間かつ安定的なハンドオーバー※3が実現するため、基準点をまたぐような長い距離を移動する際も継続して高精度な測位が可能だ。

※1 GNSS(Global Navigation Satellite System)とは、QZSS(準天頂衛星システム)や GPS、GLONASS、Galileo などの衛星測位システムの総称。
※2 RTK(Real Time Kinematic)測位とは、固定局と移動局の 2つの受信機を利用し、リアルタイムに2 点間で情報をやりとりすることで、高精度での測位を可能にする手法のこと。
※3 GNSS受信機の移動に合わせて、最適な独自基準点へ自動的に切り替わること。(スマートドライブ プレスリリースより)


今回提供するソリューションでは、スマートドライブが提供するクラウド車両管理サービスSmartDrive Fleetや走行データの収集・分析を行うMobility Data Platformと、ソフトバンクの高精度測位サービスichimillを連携する。

この連携により、工場敷地内における車両の細かなエリア別滞在時間の把握や倉庫のバースごとの荷積時間の可視化など、より高精度な位置情報を活用した法人向けのサービスが提供可能になる。さらには、今後普及が見込まれる自動運転の技術が社会実装された後のモビリティサービスや、位置情報活用なども想定している。

(出典:スマートドライブ Webサイトより)

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