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ソフトバンク 10月から駐車場シェアリングサービス開始 IoTを活用

2018/7/17(火)

ソフトバンク株式会社は、7月13日、企業や個人が所有する空き駐車場と、駐車場を利用したいドライバーを、IoTプラットフォームを活用してマッチングするパーキングシェアリングサービス「BLUU Smart Parking(ブルースマートパーキング)」を、2018年10月下旬から提供すると発表した。正式サービスの開始に先立ち、8月20日をめどにベータ版のトライアルを開始し、駐車場を利用するドライバー向けに専用アプリケーションを提供する。

「BLUU Smart Parking」は、ソフトバンクのIoTプラットフォームと、車両の入出庫を感知できるカメラセンサーシステムを組み合わせ、個人や企業が保有する駐車場や遊休地を有効活用できるシェアリングサービスである。ドライバーは、スマートフォン用のアプリケーションを使って駐車場を検索し、利用したい日時を選択するだけで簡単に駐車場を予約できる。駐車場の空き状況はリアルタイムで確認することが可能である。利用目的に合わせて「時間単位の予約」と「1日単位の予約」が選択でき、時間単位で予約した際の利用料金は1分単位の課金のため、クレジットカード情報を登録したアプリケーションから利用した分だけの料金を簡単に精算できる。

また、スターツアメニティー株式会社と提携し、スターツアメニティーが管理する約10万台の月極駐車場の未契約区画や遊休地などを登録することによって、「BLUU Smart Parking」として手軽に貸し出せるようにする。今回の提携により、今後はスターツアメニティーが運用する4万台超のコインパーキングサービス「ナビパーク」においても、箇所ごとの採算を考慮しながら「BLUU Smart Parking」のカメラセンサーシステムの導入を推進し、初期投資を抑えた次世代のパーキングを展開していくという。

今後は、「BLUU Smart Parking」を全国へ展開し、都市部や観光地での慢性的な駐車場不足の解消を支援するとともに、ドライバーにとって利便性の高いサービスを提供していく計画である。

「BLUU Smart Parking」の概要

1. 特長

利用目的に合わせて「時間単位の予約」と「1日単位の予約」が選択可能

・地図上で空いている駐車場をリアルタイムに表示し、事前の予約無しですぐに利用可能


2. 対応OS

iOS 11以上
Android™ も今後対応予定


3. 決済方法

クレジットカードおよびTポイント


4. 提供エリア

全国で展開予定(8月からのベータ版トライアルは関東圏を中心に実施)
※個人の所有地の利用については順次展開予定


利用方法

アプリの利用方法



・あらかじめ「BLUU Smart Parking」のアプリケーションでユーザー登録を行う
・利用したい日時と場所を入力して検索する
・地図上で空いている駐車場が表示されるので、希望する駐車場を画面上でタップして選択する
・予約内容を確認して、確定する
・支払いは、アプリケーションに登録したクレジットカードやTポイントから簡単に精算できる

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