トータルマネジメント展開へ 住友ゴム、バイアダクト社と共同実証開始
2023/8/9(水)
住友ゴム工業株式会社(以下、住友ゴム)は8月7日、AIを活用した車両故障予知ソリューションサービス提供の米国ベンチャー企業Viaduct Inc.(以下、バイアダクト社)との共同実証実験開始を発表した。
同実証では、バイアダクト社開発のインターフェース「TSIエンジン」と「センシングコア」により、タイヤの摩耗検知技術の検証を行う。これらの技術を組み合わせることで、エンジンやブレーキなどを含めた車両状況をリアルタイムで把握することを目指す。さらに、車両全体のモニタリングが可能になることで、走行時の安全性向上につながるとともに、車両の稼働率向上やメンテナンスコストの削減が期待できるという。なお、住友ゴムは、「センシングコア」について既に約40社の自動車メーカーにアプローチしており、順次納入を進めていく予定だ。そして、2020年代後半には、メンテナンス・保険・リースなどを組み合わせたフリートのトータルマネジメントサービスの展開を目指すと述べている。
(出典:住友ゴム Webサイトより)