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住友電工、Osaka Metro実施の自動運転バス運行の実証に参画

2023/1/17(火)

実証実験概要

住友電気工業株式会社(以下、住友電工)は、大阪市高速電気軌道株式会社(以下、Osaka Metro)が実施する自動運転バス運行の実証実験に参画する。1月12日付のプレスリリースで明かした。

同実証は、2025年日本国際博覧会(以下、大阪・関西万博)会場への来場者輸送を見据えた自動運転バス等の実証実験の一環として行われる。主な実証内容は、「自動運転レベル4」(特定条件下で完全な自動運転)の実現に向けて、公道上で交通信号情報と自動運転用塗料を活用した「自動運転レベル2」(部分的な運転自動化)の走行だ。

同社は、この実証において、交通信号情報の提供を担当する。自動運転においては、交差点で車両が安全かつ確実に通過・停止するために、交通信号機から車両へ交通信号情報を提供することが必要不可欠だ。同社は、実験実施交差点に交通信号情報提供用機器を整備し、交通信号機の灯色情報を700MHz帯無線通信で自動運転バスに提供する。実証期間は1月中旬~1月31日の予定だ。

なお、同社は、これまでも、国や民間事業者団体などの活動を通じて、技術開発・標準化だけではなく、運用・制度面での課題抽出と解決に携わってきた。これらの実績を生かし、同実証の取り組みも通じ、今後とも交通信号情報提供の社会実装による安全・円滑な道路交通の実現に向けて貢献すると述べている。



(出典:住友電工 Webサイトより)

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