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ティアフォー、高速道路トラック向け自動運転システムを提供 2024年度から実証実施

2024/5/7(火)

株式会社ティアフォー(以下、ティアフォー)は5月2日、高速道路トラック向け自動運転システムの基本機能を開発。2024年度から新東名高速道路で実証実験を開始する。開発成果をリファレンスデザインとして商用車メーカーへ提供し、高速道路トラックの自動運転機能の早期導入を支援する。
今回の実証実験では、ドイツのdriveblocksの技術を活用した自動運転システムの開発を進める予定だ。具体的には、長距離・広域の高速道路環境に対応するため、高精度地図を必要としない認識技術を導入する。ティアフォーとdriveblocksの技術の統合によって、高精度地図の未整備や最新データの未反映がある場合でも、冗長性と安全性の高い自動運転の実現可能となる。

2024年度の実証実験に向けて、時速100キロメートルでの正確な認識機能の動作検証や走行車線のモデル作成を完了させ、リファレンスデザインとして商用車メーカーに提供。また、トラックが流車両や障害物などの周囲を認識できるよう、物体検出機能の向上にも努める。

ティアフォーは取り組みを通して、リファレンスデザインの提供を促進。自動運転支援道やデータ連携基盤を含むインフラの活用にも注力する。これにより、物流業界におけるデジタル化の推進や自動運転の社会実装に貢献していく。

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